芸舞妓の伝統文化である「花街」を復興したい！

2024年冬、北海道・札幌に、お座敷で芸舞妓の舞などを楽しめる日本の伝統文化である「花街（かがい, はなまち）」の復興を目指した「お茶屋サロン」の1号店を出店することになりました。

このお店は、2014年に発足した奈良元林院花街復興プロジェクト 代表の「大野佐絵子」氏が、「日本全国で失われつつある花街文化を復興し、後世へ日本の伝統文化を繋ぎたい！」という想いから生まれた、新しい挑戦になります。

はじめにご挨拶

奈良元林院花街復興プロジェクト代表　
大野 菊乃（本名：大野佐絵子, オオノサエコ, 1972年11月18日生まれ）

皆様、本プロジェクトをご覧いただき、有難うございます。今回、日本全国の花街の復興を目指した花街復興プロジェクトとして、北海道・札幌で「お茶屋サロン」を出店することになりました。

2020〜2023年頃の新型コロナウイルスの影響により、日本全国の花街への来客数も大きく減少し、日本各地の花街でも「花街店舗の減少」や「後継者の減少」などに拍車がかかり、日本の伝統文化の存続が危ぶまれています…。

↓「よ～いドン！ 関西テレビ放送」プロジェクト取材時の様子

そんな中、「日本全国で失われ、消えつつある花街に灯りを燈す」という想いのもと、今回、北海道・札幌での「お茶屋サロン」出店プロジェクトを立ち上げました。まずは北海道から、芸舞妓がますます活躍し、お客様に喜んでいただける場所として飲食店を出店できればと思います。

皆様、ぜひ応援をよろしくお願いいたします。

※ 参考情報：

・読売新聞 "奈良の花街　守り抜く"

・産経新聞 "「ならまち花あかり」に全国２１花街から芸舞妓　優雅な舞披露、お座敷遊びの体験も"

・産経新聞 "働く女性×芸舞妓＝？　奈良の花街が育成開始、将来的には外国人も"

▼ 大野 菊乃　略歴

大阪市生まれ、中学校卒業後、長唄、三味線、日本舞踊、小唄、書道、茶道、華道、お囃子を学びながら奈良・菊水楼、叔母の経営するお茶屋・つるやにて舞妓の仕込みにて、三年を経る。

1998年　お囃子 望月流名取 望月太明賀寿
1998年4月　望月流名取 望月太明賀寿
1999年5月　花柳流 名取 花柳鷹
2004年6月　花柳流 専門部師範
2013年夏　株式会社 つるや 代表取締役 就任
2014年　奈良元林院花街復興プロジェクト発足
2016年　奈良市にて 八花街を呼ぶ「第1回 ならまち花あかり」を 花街復興プロジェクトとして主催
2017年以降　「ならまち花あかり」開催

このプロジェクトで実現したいこと

2014年に発足した「奈良元林院花街復興プロジェクト」には、スタート時から一貫して「日本全国の失われ、消えつつある花街に灯りを燈す」という目標があり、「花あかり」というイベントを開催して参りました。

↓ 花街復興プロジェクト イベントの様子

対外的に認知を広めるという意味では、来年、コロナ明けの開催となる「ならまち花あかり」で、25花街、50人の芸舞妓の参加という目標で動いておりますが、今後の活動のもう一つの軸として、よりローカルに根差した活動に視野を向けたいと考えています。

まずは、北海道・札幌から日本全国の花街に1件ずつ拠点となる場所を作り、その地域の芸舞妓さんの活動や仕事を作る場としての「お茶屋サロン」を展開していきます。

これから50年、日本唯一無二のおもてなしの文化である芸舞妓が守る「花街文化」を守り残していくための第1歩として、「お茶屋サロン」を開設いたします。

↓ お茶屋BAR つるや

「北海道 お茶屋サロン出店」プロジェクト立ち上げの背景

もともと、花街復興プロジェクトに一緒に取り組んできたスタッフの出身が北海道の余市という事もあり、北海道とは御縁を感じていました。大好きな街の一つです。一昨年前に大阪にいたプロジェクトメンバーの一人が北海道に移住したことをきっかけに「北海道で何かできないかな？」と考えるようになりました。

また、コロナを越え、自分が50歳、半世紀を終えて、今まで現役で35年間、花街で自分がやりたいことはある程度実現できたと思います。

↓ 日本のお座敷文化PRイベントの様子

ただ、後進育成や地元花街の復興はこれからも引き続き精進して参りますが、今までのように現役で走り続けていけるのも残り10年と考え、何か自分の愛する、そして、誇りである日本のおもてなし文化である「花街の文化」や「芸能」を未来に繋ぐために、尽力したいと考えています。

↓ 北海道・札幌

自分が今まで活動する中でも感じてきたように、年々お座敷が減少している状況ですが、日本全国にはまだ50余りの花街が存在します。その街で孤軍奮闘する同業の仲間たちの活躍の場を作りたいとの思いから、まずは、北海道・札幌で活動する芸舞妓さんが活躍できる場所を作りたいと考えています。

そして、ゆくゆくは全国へも拡大していきたいという考えに賛同してくれた経営者さん達と、このプロジェクトを拡大して参ります。

現在のプロジェクト準備状況

現在、プロジェクトの準備としては、札幌での店舗物件の契約や、店舗内装の準備を進めております。

花街復興プロジェクトの目標である「日本全国の失われ、消えつつある花街に灯りを燈す」というテーマの達成に向け、本プロジェクトで 北海道の芸舞妓さんが輝ける場所を作るため、店舗オープンに向け準備を進めています。

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2024年7月　北海道・札幌すすきの（薄野）にて店舗物件を探索

2024年8〜9月　店舗契約、店舗内装を作成、店舗運営スタッフを募集

2024年11月　北海道でのお茶屋サロン開店予定

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↓ お茶屋サロン 店舗写真

リターン内容について

本プロジェクトでは、花街文化を楽しんでいただき、伝統文化を繋ぐための以下のリターンをご提供させていただきます。

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▼ 自筆お礼状 + 菊乃千社札： 3,000円

自筆のお礼状と、芸舞妓さんが持つ名刺の役割を持つ「千社札（せんじゃふだ）」（菊乃千社札）をお届けさせていただきます。

▼ 自筆お礼状 + 花あかりDVD： 5,000円

自筆のお礼状と、奈良元林院花街復興プロジェクトの取り組みである「花あかり」のDVDをお届けさせていただきます。

▼ 北海道新店舗 お披露目イベントへのご招待： 10,000円

北海道でのお茶屋サロン新店舗のお披露目イベントにご招待させていただきます。（2024年11〜12月頃 開催予定）

▼ 芸舞妓さんとの限定お茶会参加券（最大2時間/枚）： 20,000円

 ご支援いただいた方限定のお茶会参加チケットをご提供させていただきます。芸舞妓さんとのお茶会や写真撮影をいただけます。（イベント参加制、1開催10名様〜）

▼ 芸舞妓による踊り講座チケット　30分間/回：10,000円プラン、 1時間/回：20,000円プラン

→ 芸舞妓さんが踊りを教えてくれる講座にご参加いただけます（マンツーマン、オンライン開催）

▼ 芸舞妓による着付け講座チケット　30分間/回：10,000円プラン、　1時間/回：20,000円プラン

→ 芸舞妓さんによる着付け講座にご参加いただけます（マンツーマン、オンライン開催）

▼ 大和榛原牛特別セット（松竹梅プラン, 30,000〜100,000円）

→ 黒毛和牛のA5等級のみを厳選した牛肉ブランド「大和榛原牛（はいばらぎゅう）」の特別セットをご提供させていただきます。

▼ お茶屋サロンVIP会員権（年間）： 50,000円

→ 特別会員として、優先予約や限定イベントへのご招待、割引特典（支払い代金 10%OFF）が受けられます

→ 利用可能店舗：お茶屋BARつるや（奈良県奈良市今御門町26-2つるや本店）、お茶屋サロン新店（北海道札幌市）、今後新たに出店する店舗への適用も予定

▼ ドネイション！木製千社札プラン　小（2×10センチ）：15,000円、　中（5×15センチ）：30,000円、　大（10×23センチ）：50,000円

→ 直筆お礼状 + 千社札 をおつくりして店内に貼らせていただきます

▼ ドネイション！店内提灯プラン： 100,000円

→ 直筆お礼状 + 赤ちょうちん にお名前を入れ、店内に飾らせていただきます

▼ 店舗貸し切り芸舞妓宴会プラン　2時間貸切 / 10名様まで：100,000円、　3時間貸切 / 10名様まで：150,000円

→ お茶屋サロン貸切で、芸舞妓さんの宴会プランをご提供させていただきます（適用期間 2025年8月まで）

→ 利用可能店舗：お茶屋BARつるや（奈良県奈良市今御門町26-2つるや本店）、お茶屋サロン新店（北海道札幌市）、今後新たに出店する店舗への適用も予定

▼ リモートお座敷体験プラン　1回2時間：30,000円、　1回3時間：45,000円

→ オンラインでのお座敷体験の接客や日本舞踊の披露などをご提供させていただきます

▼ プレミアム「菊乃舞妓時代 舞妓裾引き（着物）、だらり帯（帯）SET1点 総額500万円相当」： 1名様限定 1,000,000円

→ 菊乃の舞妓時代の着物セットをご提供させていただきます

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プロジェクトのスケジュール

本プロジェクト全体のスケジュールは、以下を予定しています。皆様に、花街文化を楽しんでいただけるような「お茶屋サロン」のオープンに向け、準備を進めて参ります。

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2024年7〜8月　店舗物件の選定

2024年8〜9月　店舗物件の契約、店舗内装の作成、スタッフ募集

2024年11月頃　クラウドファンディング終了

2024年11月以降　店舗ホームページの制作

2024年11年18月　お茶屋サロン新店舗オープン（予定）

2024年内まで　リターンの発送・提供

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※ リターン提供期日が2025年以降のプランは、期日までリターンのご提供をさせていただきます。

資金の使い道

今回ご支援いただきました資金につきましては、CAMPFIRE終了後の北海道でのお茶屋サロン出店に伴い、店舗設備費や広報費などに活用させていただく予定です。

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・店舗設備費： 約30万円

・ホームページ制作費： 約23万円

・広報費： 約30万円

・手数料（17%）： 約17万円

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日本の伝統文化である「花街」を後世に繋ぐためのプロジェクトとして、お茶屋サロンの運営に注力していきたいと考えております。

皆様、どうぞご支援の程、宜しくお願いいたします。

最後に

ご拝読、おおきにありがとうございました。うち一人でできることはたかが知れております。ただ、黙って行動に起こさなければ何も変わらない。ほんの些細な一歩ですがこれがゴールではなく、ここからスタートと考えております。

皆様と一緒に小さな、小さな歯車を作りまわせたら未来が見えてくると思います。

日本の伝統文化である「花街」を守る本プロジェクトへ、何卒、ご支援よろしゅうお願い申し上げます。

奈良元林院花街復興プロジェクト 代表

大野席　菊乃

大阪市生まれ、中学校卒業後、長唄、三味線、日本舞踊、小唄、書道、茶道、華道、お囃子を学びながら奈良・菊水楼、叔母の経営するお茶屋・つるやにて舞妓の仕込みにて、三年を経る。

1990年　菊水楼にて舞妓御披露目、店出し
1997年1月　えりかえをし菊水楼にて御披露目、店出しをし芸妓になる
1998年　お囃子 望月流名取 望月太明賀寿
1998年4月　望月流名取 望月太明賀寿
1999年5月　花柳流 名取 花柳鷹
2004年6月　花柳流 専門部師範
2007年11月　書道 二段 、初舞台の旧 新歌舞伎座での藤娘から、旧新歌舞伎座での鷺娘、 大阪国立文楽劇場での京鹿子娘道成寺他、松竹座、旧東京歌舞伎座、大槻能楽堂にて日本舞踊やお囃子の舞台に出演
2006年　第一回菊乃會リサイタル春日大社で約七十年ぶりの日本舞踊芸事奉納
2007年　第二回菊乃會氷室神社奉納リサイタル、お茶屋、置屋、お座敷バーを経営、元林院検番代表、関西地方を中心に公演などに出演すると共にテレビなどのメディアにて活躍
2010年　実業之日本社より書籍 [芸妓 菊乃のかわいい奈良] 発売
2013年夏　株式会社 つるや 代表取締役 就任
2014年　奈良元林院花街復興プロジェクト発足
同年5月　薬師寺にてNASAの映像を流しながら踊るベラガイヤに出演
同年9月　ニューヨークにて初の海外公演
2015年9月　2回目のニューヨーク公演
2016年　奈良市にて 八花街を呼ぶ「第1回 ならまち花あかり」を 花街復興プロジェクトとして主催
2017年　「第2回 ならまち花あかり」開催
2018年　「第3回 ならまち花あかり」、同年ニューヨークにて「NYはなあかり」開催
2019年　橿原市で「第4回 ならまち花あかり」開催
2020年　コロナ禍の為、オンライン開催と映像作品「HANAKAGUYA」制作
2021年　菊水楼にて「ならまち花あかりスピンオフ芸者ディスコ」開催
2023年　クラウドファンディングを実施し「俳優 加藤雅也と元林院」をテーマにショートムービー制作

＜募集方式について＞
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。